【音楽】中村由利子さんのニューイヤーコンサートへ行ってきた!
正月休み最終日となる日曜日、ピアニストの中村由利子さんのコンサートに行ってきた。
このブログを始めるきっかけは、中村由利子さんの素晴らしいコンサートに行ったことによる。
私は文章を書くことも好きなのだが、この感動を文章にして残しておきたいと思い、ブログという形で記録しておこうと思い立ったのだ。
だから、このブログの最初の記事は、中村由利子さんにしようと決めた。
私は、音楽が大好きで、ロック・ポップからジャズ、クラシックまでほとんどどんなジャンルでも聴いている。気分に合わせて聴く音楽を選ぶが、一番よく聴いているのは中村由利子さんのピアノかもしれない。
知らない人もいると思うので、簡単に紹介しておきたい。
ジャンルは、ニューエイジミュージック。
自分で作曲した曲を自分で演奏する。ソングライターピアニストとでも言ったらよいだろうか。曲調はとても落ち着いていて、まさにリラクゼーションミュージック。あの落ち着いた音色は夜聴くのにぴったりで、一日の疲れを取ってくれる。
夜寝る前に聴くのは、中村由利子さんかビル・エバンスのピアノが多い。
デビューは、1987年。私が高校生の頃だ。
この頃の私は、FMラジオをよく聴いていた。愛読誌もFMファンとかFMステーションといったFM誌だった。そんなFM誌で、ニューエイジミュージックもけっこう特集されていた。
ピアニストでは村松健さんや西村由紀江さん。バイオリニストの中西俊博さんやチェロの溝口肇さんなども同じジャンルに入る。
そんな中でも、私は特に中村由利子さんと中西俊博さんの曲調が好きで本当によく聴いていた。
また、私のもっとも好きなFM番組である「ジェットストリーム」(東京FM系深夜0時~)のテーマ曲にも彼女の曲が採用されていたこともある。
「ジェットストリーム」のテーマ曲といえば名曲「ミスター・ロンリー」だが、一時的に、彼女のピアノがオープニングにもエンディングにも使われていた。ミスターロンリーに勝るとも劣らないほど番組にマッチしていた。
さて、そんな中村由利子さんのコンサートだが、行きたいとずっと思っていたがなかなか行けず、約17年ぶりになる。
その前に遡ると、最初に聴きに行ったのは、浪人中の横浜博の中でのミニライブだった。
演奏を聴きながらいろいろなことが思い出された。
素晴らしい音楽、そして、飾ることのないトークが、とても温かい気持ちにさせてくれる。
昨年、中村由利子さんは日系移民110周年記念イベントということでブラジルでコンサートをやったのだ。私にとってブラジルは第2の故郷とも言える場所なので、そんな共通点があり、とても嬉しく思った。
そして、今回、ギターの弾き語りまで披露してくれたのだ。中高時代はフォークソング部でギターを弾いていたとのこと。意外だが、正直、感無量だった。
コンサート終了後はサイン会もあり、私もブラジルに滞在していたので、ブラジルのことなど、いろいろとお話しができた。
本当に気さくでますますファンになってしまった。
とても素晴らしいときだった。
これから、ますます応援していきたいと改めて思ったのと同時に、自分自身に対して、何かやる気のようなものを与えてくれた。
この出会いに感謝してこれからの日々を送りたいと思う。