【音楽】新妻聖子さんのコンサートへ行ってきた!
ミュージカル女優として第一線で活躍している新妻聖子さんのコンサートに行ってきた。
新妻聖子さんについては、一昨年の11月に、東京国際フォーラムで行われたジェットストリームコンサートで聴いたことがある。素晴らしい歌声を聴かせてもらったことを思い出す。
会場は、日立システムズホール仙台。仙台駅から地下鉄で10分の旭ヶ丘駅を出てすぐの場所だ。
収容人数は600人弱。2階席の最前列だったが、小さい会場なのでよく見ることができた。
会場が小さいせいか、平日の夜だったが、チケットは完売していた。
定刻の19:00ちょうどにスタート。さすが、ミュージカル女優だ。ミュージカルと同じように定刻に開始された。
最初の曲は、ミュージカル「ラマンチャの男」から。
最初の印象は、思ったほど声が出ていないかな、というもの。
しかし、さすがはミュージカル女優だ。3曲目ぐらいからは本領発揮され、素晴らしい声量で聴かせてくれた。
2部構成で、途中15分間の休憩があった。
ミュージカルナンバーが中心だが、それ以外にも、アニメーションや映画音楽、オリジナルナンバーもあり、多種多様。
アイドルコーナーというのもあり、今回は、DA PUMPの大ヒットナンバー「USA」を観客総立ちで、皆で振り付けで盛り上がったりした。
しかし私にとっては何といっても、ミス・サイゴンとレ・ミゼラブルだ。
ミス・サイゴンは「命をあげるよ」、レ・ミゼラブルは「オンマイオウン」を歌ってくれた。
鳥肌が立った。
本当に素晴らしかった。
新妻聖子さんは、2003年のレ・ミゼラブルでデビューしている。
私は、かつてロンドンでこの作品を見ていたが、日本語バージョンはこの2003年に初めて見たことを思い出す。エポニーヌ役は4人のキャストで回していたが、私が見た回はデビューしたての新妻聖子さんだったことを思い出した
そんなことを思いながら、「オン・マイ・オウン」を感慨に浸りながら聴いていた。
その直後に歌ったミュージカル「マリー・アントワネット」の楽曲は初めて聴いたがとても。
そして、最後の最後、アンコールでは、アンドレア・ボッチェリで有名なオペラ「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」を聴かせてくれた。
本当に素晴らしかった。
単に歌がうまいだけではない。力強さもとても感じられる歌声だった。
いつまでも耳の中で響き渡っていた。