旅と劇場とスタジアム   ~アーティスティックライフに憧れて~

旅、温泉、飲み歩き、音楽、ミュージカル、ラジオそしてサッカー・スポーツ観戦が大好きなサラリーマンによる雑文記。日々の想いをつづっていきます。

【旅】【温泉】秋田県の秘湯、玉川温泉・新玉川温泉に行ってきた!〔その1:新玉川温泉〕

仕事の関係で仙台に住むようになり丸2年が経った。

東北地方には魅力的な温泉が山ほどある。

 

またいつ転勤になるかわからないので、今年令和元年・2019年は、時間を見つけて、東北地方の魅力的な温泉に行けるかぎり行っていきたいと思っている。

 

ということで、先日、秋田県の秘湯、玉川温泉新玉川温泉に行ってきた。

 

最寄り駅は、秋田新幹線(JR田沢湖線)の田沢湖駅となる。

 

仕事の関係で、秋田新幹線秋田駅まで行くことは多い。

その度に、雫石~田沢湖間の車窓の風景が好きで、眺めるのを楽しみにしている。

 

最近は、いろいろなところに行く度に、車窓で左右どちらがいいか調べたりして選んだりしている。

同じような人も多いと思うので、私の知りうるそのような情報は極力載せていきたいと思っている。

 

雫石~田沢湖間の車窓は、田沢湖に向かって右側(新幹線の座席でいうとA席)の景色の方がよいと思っていたが、今回の帰路で初めて反対側(D席)に乗り、意外と左側(D席側)も悪くないと思ったりした。

 

どちらも、渓谷が見える。

A席側は豪快な渓谷、D席側は線路に沿ってある程度細く長い渓流という感じだ。

どちらも捨てがたいが、この季節はA席側に、きれいな菜の花畑が見えることは大きなポイントだ。

 

そんな車窓を見ていたら、あっという間に田沢湖駅に着いた。

 

この日は、まずは、新玉川温泉に向かった。

この季節(4月~10月)、田沢湖駅から玉川温泉へ向かう路線バスは1日7本。

新玉川温泉まで1440円。田沢湖駅の案内所内にあるカウンターで切符を購入してバスに乗り込む。

 

私が利用したのは、金曜日の9:30のバス。お年寄りの行楽客を中心に約10人の乗客を乗せて出発した。

 

このバスからの風景もとてもよい。

 

しばらくは、進行方向に向かって左側の方がよい景色が見える。

 

田沢湖畔も通るのだが、これは寄って戻る関係上、どちら側からも見える。

 

その後、渓流を左手に見ながら、バスは進んでいく。

ダムをつくったときにできたと思われる秋扇湖が左手に出てくる。

 

その後、玉川ダム近くで、5分間のトイレ休憩がある。

ここからのダムを眺める景色もなかなかだ。

 

休憩後は、出来ることなら、左手の席へ移ることをお勧めする。

この先は、左手に、こちらもダムをつくるときにできた宝仙湖が見えるからだ。

宝仙湖、そして美しい玉川の渓流を眺め、五十曲がりというくねくねしたカーブを抜けると、新玉川温泉に着く。所要時間1時間15分。けっこうな旅だ。

 

新玉川温泉は、玉川温泉から約1.5キロの場所にある。

玉川温泉の源泉を引湯しており、1998年にオープン。

湯治場の様相が強い玉川温泉に対し、新玉川温泉玉川温泉と同じ泉質の湯に入れながら、まるで山岳リゾートのような洗練されたたたずまいである。

 

まずは、ここで、日帰り入浴した。

 

泉質は、超強酸性。たくさんの種類の湯があり、あまりに刺激が強すぎるので、源泉100%の湯はもちろんあるのだが、源泉50%の湯が標準になっている。ぬる湯、あつ湯、打たせ湯、浸頭湯はすべて源泉50%だ。浸頭湯というのは、頭を湯に浸けるためのもの。こんな浴槽、他には見たことがない。

ほかにも、蒸気湯(サウナ)、箱蒸し湯、そして露天風呂もある。

 

浴室、浴槽は、すべて清潔感のある木製で、とても気持ちよく入ることができる。

 

あまりに種類も多く、刺激も強いので、50分ほど入っていたが、少し疲れのようなものを感じた。

 

しかし、これ以上ないほどの超強酸性で、多種多様なお風呂があるので、温泉好きにはたまらないだろう。

かなりのおすすめの温泉だと思った。