【サッカー】トットナム・ホットスパー
サッカー2試合目はトットナムだ。
私の大好きなネイマールのいるフランスリーグは、メッシまで入りパリ・サンジェルマンの独壇場。
ドイツもバイエルンの一強。
これはちょうど、2005年にブラジルに行き、サンチスタになった時の感覚に似ている。
あの時も住む街(サンパウロ)の4大チームの中から選ぶことにしたが、迷うことなくサントスを選んだ。
サンチスタとしてブラジルで生活し、ブラジルでサッカーを見ることは、これ以上ないぐらい楽しかった。
応援するチームがあるということだけで、サッカーとの関わりが何十倍にも楽しめるようになる。
私は2度ロンドンに行ったことがある。
最初は学生時代の1992年にバックパックで、その後はブラジル在住時の2010年に家族旅行で行っている。
2010年には、ぜひプレミアの試合を見ようと、トットナムのホームスタジアム、ホワイト・ハート・レーンまで行ったのだ。残念ながらチケットは完売で見られなかったが、オフィシャルショップに入りトットナムのグッズをいくつか買ってきている。
白を基調としたユニフォーム、そして住宅街の中にある小ぢんまりとしたホームスタジアム(今は違うのだが)は私の大好きなサントスを彷彿させる。
ということで、最初から決まっていたのだ。応援するならトットナムしかない。
ということで、今シーズンから、長男と一緒にトットナムの試合を見始めたのだ。
この日の試合は、日本時間の夜10時から。第3節になる。
初戦の対戦相手は、絶対的王者マンチェスター・シティ。この試合はおもしろかった。
シティが圧倒的にボールを支配するが固い守備で守る。この守備体系はおもしろく4−3−3できれいなラインを張りピッチの真ん中だけを固めて守るのだ。サイドは自由に攻めさせる。しかし中央を鉄壁な守備で守る。
そんな劣勢の中、韓国の英雄、ソン・フンミンが技ありのゴールを決め、辛くも1−0で勝利。痺れるような試合だった。
続く第2節はウルヴァーハンプトン戦。
普通に考えればトットナムの方が格上だと思うが、まったく逆だった。
トットナムは終始劣勢。
前半早い段階でPKをもらいゴールを奪ったがそれだけ。
まるでエスパルスの試合を見てるよう。
エスパルスと違うのは、きちんと守り切るところだ。1−0で勝ち開幕2連勝。
この試合ではトットナムは運がよく、ウルヴァーハンプトンは運がないとしかいいようがなかった。
そしてこの日の試合になる。
ホームでのワトフォード戦。
格下相手でも基本カウンターサッカーだ。
一般的に見ればこの試合も前節同様格下相手になるのだろう。
前節ほどの劣勢ではなかったが、ほぼ互角の勝負だったと思う。
ソン・フンミンがFKから絶妙なボールを蹴り、それがそのままゴールに入る。そんな虎の子の1点を守り切り、全て1−0で3連勝。何と単独首位になったのだ。
3試合とも長男と一緒に見たが、気分がいい。
自分の応援しているチームが勝ち、首位に立つなんてことがあっただろうか?
サントスのサンパウロ州選手権以来じゃないか?
エスパルスに至っては、20年前ぐらいに遡らなければならない。
まあトットナムは全く強くなく選手層も薄いので、こんな喜びは今だけだろうが、楽しくて仕方がない。
やはりサッカーファンはやめられない。