旅と劇場とスタジアム   ~アーティスティックライフに憧れて~

旅、温泉、飲み歩き、音楽、ミュージカル、ラジオそしてサッカー・スポーツ観戦が大好きなサラリーマンによる雑文記。日々の想いをつづっていきます。

【サッカー】アジアカップグループリーグ 日本対トルクメ二スタン 日本は苦しみながらも初戦は何とか勝利することができた!

2019年のサッカーは、アジアカップで始まる。

 

サッカーの年始めは、元旦の天皇杯決勝が恒例だったが、今年は、アジアカップの影響で12月中に既に行われていた。

 

アジアカップは、1月5日から2月1日まで開催される。

今回から、出場国が16から24に増え、開催期間もかなり長くなった印象だ。約1か月間で、ワールドカップとほとんど変わらない。

 

そんなアジアカップの日本の初戦が、1月9日に行われた。

日本時間で午後8:00キックオフ。ちょうど、この日私は「オペラ座の怪人」を観に行っており、この試合をリアルタイムで一部始終見ることはできなかった。

ミュージカルが終演した後、急いで自宅に戻り、TVをつけた。

 

試合は、後半23分台になっており、2-1で日本が勝っていた。

 

北川が交代出場の準備をしているとTVの実況者がアナウンスしていた。

私は、清水エスパルスのファンなので、久しぶりにエスパルスから日本代表に選ばれた北川を応援しているのだが、ちょうどいいタイミングだな、と思ったのと同時に、よくこれだけのメンバーの中、出場チャンスを与えられたな、と思った。

 

堂安が、素晴らしいターンからのシュートを決め、3-1になった直後、南野に代わり北川が途中出場を果たした。

 

それからは、北川を中心に観た。

トップ下というポジションだが、最前線で激しくボールをチェイスすることからプレーは始まった。しかし、数分後、北川のボールロストから、GK権田がPA内で相手選手を倒してしまい相手にPKが与えられたのだ。

このPKを決められてしまい、1点差になってしまった。

楽勝ムードから一転してひやひやした展開に変わったが、何とか逃げ切り、3-2で勝利することができた。

 

その後、録画した試合を、最初から改めて見直した。

 

前半、最悪だったとの評価だったが、思ったほどではなかった。

 

まず先発メンバーだが、意外だったのが、CBが本職の富安のボランチ起用だ。遠藤航や青山などボランチの専門家がいる中での抜擢になる。

また、離脱した中島のポジション左MFは、乾ではなく原口だった。

 

森保ジャパンでもっとも注目を浴びているのは新ビッグスリーとも呼ばれている、中島、南野、堂安だと思う。

堂安はかなり攻撃を仕掛けており、いい動きだったと思うが、南野はほとんどボールに触れる機会がなかった。中島に代わってプレーした原口は、前半はほとんど目立った動きが出来ていなかった。

その他では、柴崎は縦の意識がとても強いと感じられた。相当数の縦パスを供給しており、効果的なものも多かったように思う。

しかし、キャプテンでディフェンスの要、吉田麻也は、不安定なプレーが目立った。

 

均衡は突然破られた。

前半26分、一瞬の隙から生まれた、相手選手のミドルシュートは見事なものだった。

まさにゴラッソだ。ほぼ無回転できれいな弾道でゴールマウスの中に入っていった。

このゴールには日本ベンチはびっくりしたことだろう。

その後も、トルクメニスタンに何度か決定的なチャンスをつくられていたが、GK権田の好セーブなどあり、何とか追加点を奪われず、0-1で前半を終えた。

 

後半も、前半と同じメンバーでスタートした。

 

大迫が立て続けに2ゴールを挙げ、逆点に成功した。さすが、決めるべきときに決める。まさにエースストライカーだ。

いずれのゴールも原口が絡んでいる。前半とは違い、原口は覚醒したようだ。

 

その後は、リアルタイムで見たように、堂安が見事なゴールを決め、相手にPKを決められ、辛くも3-2で勝利した。

 

森保ジャパンにとって、今までは親善試合で、今回が初めての公式戦になる。公式戦になれば、どんな試合も楽なものはない、ということだろう。

しかし、結果的に勝てて、勝ち点3を取れたことはよかったと思う。

 

私が応援する北川についてだが、ものすごいチャンスを与えられたが、今回も結果を出すことはできなかった。

今回は一つの大きなミスがあった。

 

指揮官はそれをどう見るか。もうしばらくは使われないかもしれない。

しかし、これだけ大きな舞台でプレーできたことは、彼にとってものすごく大きなことだ。

必ずこれを糧にして成長してほしいと思う。

 

第2戦は、もうすぐキックオフ。

日本の戦い方には注目し続けていきたい。

  

 

【ミュージカル】劇団四季のオペラ座の怪人は凄かった!

f:id:kimissk:20190111013536j:plain

f:id:kimissk:20190111013811j:plain



f:id:kimissk:20190111013939j:plain

ミュージカル、「オペラ座の怪人」を観に行ってきた。

 

私は、ミュージカルが大好きで、よく観に行っている。

最近では、フランキーヴァリ&ザフォーシーズンズの生き様を描いた「ジャージーボーイズ」という作品にはまっているが、それ以前は、大作を中心によく観に行っていた。

 

私が勝手に4大ミュージカルと言っている「ミスサイゴン」、「レミゼラブル」、「シカゴ」、そして「オペラ座の怪人」は別格で、何度も観ている。

実際に、世界4大ミュージカルと称するものがあるらしく、「オペラ座の怪人」、「レミゼラブル」、「ミスサイゴン」、そして「キャッツ」がそれに当たるようだ。

 

私が、ミュージカルを観るきっかけになったのは、大学時代にバックパックで行ったロンドンでの滞在による。

その時、ロンドンのユースホステルに宿泊していたのだが、同室の日本人がミュージカルのチケットを買いに行くというので、私も一緒について買いに行ったのだ。

結局、一緒には買いに行っただけで、観たのは別々だったのだが、5日間の滞在中4夜連続で観に行った。

 

当時日本でも公演されて話題になっていた「ミスサイゴン」に始まり、「レミゼラブル」、「スターライトエクスプレス」、そして最終日には「ミーアンドマイガール」という作品を観た。

正直、ストーリーが全くわからず、退屈な思いをしたシーンもあったが、あの何ともいえない独特な雰囲気の虜になってしまったのだ。

 

その時は、「オペラ座の怪人」も観たかったのだが、あまりに人気が高く、どうしてもチケットが手に入らなかった。

当時、ロンドンのウエストエンドでも別格な作品だった。

 

オペラ座の怪人」については、その後、日本で劇団四季の作品を何度か観て以来、ニューヨーク、そしてサンパウロでも観ている。しかしながら、ここ数年観ていない。

 

そんな「オペラ座の怪人」だが、昨年の10月から、劇団四季が仙台で3か月にわたるロングラン公演を行っている。

たまたま仕事の関係で仙台に在住しているので、こんな貴重な機会はないと思い、久々に劇団四季を、そしてオペラ座の怪人を観たのである。

 

週末は、自宅のある横浜に帰ることが多いので、平日の夜しか観れないのだが、平日の夜の公演は3か月間でたったの7回しかない。

ということで、日をかなり選ばなければならなかった。

 

既に、1か月ほど前の12月上旬に観に行っていたので、今回は2回目になる。

 

劇団四季の最大の特徴は、同じ配役に多数のキャストを抱えており、どのキャストが出ても遜色なく最高のパフォーマンスを果たすことだと思う。

同じ作品でも、キャストは違えど、ほとんどストレスを感じることなく鑑賞することができる。

 

同じ会場での同じ作品なのだが、1か月前に観たのとは印象はだいぶ違った。

 

1か月前は3階席の最後部。それに対し、今回は1階席の前から7列目。端に近い位置だったが、見やすさもそうだが、音響がまるで違った。

 

キャストも、ラウル(鈴木涼太さん)は同じだったが、怪人(佐野正幸さん)もクリスティーヌ(岩城あさみさん)も違う。メグジリー(小川美緒さん)は同じだが、カルロッタ(河村彩さん)もマダムジリー(早水小夜子さん)も違った。

正直、違うキャストを楽しめたので、よかったと思った。

 

まず、カルロッタがすごくうまくて驚いた。カルロッタってこんなに歌うまかったっけ?と思ってしまった。

 

そして、怪人とクリスティーヌは本当に素晴らしかった。

クリスティーヌは本当に声がよく出ていた。

ミュージカルの醍醐味は何といっても、溢れんばかりの声量で歌い上げることだと思う。

クリステイーナの歌いっぷりは、これ以上ないぐらい超高音も出ていたし、素晴らしかった。

 

そして、怪人だ。

ミュージカルにおいて、オペラ座の怪人の怪人役ほど難しい役はないと思う。

単なる低音でもなく高音でもない。そして、深い哀しみ、憂いを醸し出しながら歌い上げる必要がある。

そんな憂いを帯びながら、素晴らしい歌唱力で魅了させてくれた。

 

あとは、音楽。これ以上ないほどドラマチックな音楽が続いていくのだ。

 

そんな素晴らしいステージを体感し、何度も体が震え、鳥肌が立った。

 

私も含めた観客たちは自然とスタンディングオーベーションでキャストたちに拍手を送っていた。

これほど、自然なスタンディングオーベーションはなかなかないだろう。

千秋楽まで一週間を切っているせいか、キャストたちもカーテンコールを何度もやってくれ、大満足なミュージカル鑑賞となった。

 

やはり、劇団四季オペラ座は凄かった、のである。

【音楽】中村由利子さんのニューイヤーコンサートへ行ってきた!

f:id:kimissk:20190109011842j:plain

ギターの弾き語りをする中村由利子さん。撮影の許可はいただいています。

f:id:kimissk:20190109012038j:plain

この日の曲目リスト

f:id:kimissk:20190109012118j:plain

会場だった横浜の山手ゲーテ座。重厚な趣のある建物、ホールでした。

f:id:kimissk:20190109012230j:plain

福袋の中身。由利子グッズ満載で得した気分です!

f:id:kimissk:20190109012331j:plain

由利子さんのサイン&直筆ポストカード






正月休み最終日となる日曜日、ピアニストの中村由利子さんのコンサートに行ってきた。

 

このブログを始めるきっかけは、中村由利子さんの素晴らしいコンサートに行ったことによる。

私は文章を書くことも好きなのだが、この感動を文章にして残しておきたいと思い、ブログという形で記録しておこうと思い立ったのだ。

だから、このブログの最初の記事は、中村由利子さんにしようと決めた。

 

私は、音楽が大好きで、ロック・ポップからジャズ、クラシックまでほとんどどんなジャンルでも聴いている。気分に合わせて聴く音楽を選ぶが、一番よく聴いているのは中村由利子さんのピアノかもしれない。

 

知らない人もいると思うので、簡単に紹介しておきたい。

ジャンルは、ニューエイジミュージック。

自分で作曲した曲を自分で演奏する。ソングライターピアニストとでも言ったらよいだろうか。曲調はとても落ち着いていて、まさにリラクゼーションミュージック。あの落ち着いた音色は夜聴くのにぴったりで、一日の疲れを取ってくれる。

夜寝る前に聴くのは、中村由利子さんかビル・エバンスのピアノが多い。

デビューは、1987年。私が高校生の頃だ。

この頃の私は、FMラジオをよく聴いていた。愛読誌もFMファンとかFMステーションといったFM誌だった。そんなFM誌で、ニューエイジミュージックもけっこう特集されていた。

ピアニストでは村松健さんや西村由紀江さん。バイオリニストの中西俊博さんやチェロの溝口肇さんなども同じジャンルに入る。

そんな中でも、私は特に中村由利子さんと中西俊博さんの曲調が好きで本当によく聴いていた。

また、私のもっとも好きなFM番組である「ジェットストリーム」(東京FM系深夜0時~)のテーマ曲にも彼女の曲が採用されていたこともある。

ジェットストリーム」のテーマ曲といえば名曲「ミスター・ロンリー」だが、一時的に、彼女のピアノがオープニングにもエンディングにも使われていた。ミスターロンリーに勝るとも劣らないほど番組にマッチしていた。

 

さて、そんな中村由利子さんのコンサートだが、行きたいとずっと思っていたがなかなか行けず、約17年ぶりになる。

その前に遡ると、最初に聴きに行ったのは、浪人中の横浜博の中でのミニライブだった。

 

演奏を聴きながらいろいろなことが思い出された。

 

素晴らしい音楽、そして、飾ることのないトークが、とても温かい気持ちにさせてくれる。

 

昨年、中村由利子さんは日系移民110周年記念イベントということでブラジルでコンサートをやったのだ。私にとってブラジルは第2の故郷とも言える場所なので、そんな共通点があり、とても嬉しく思った。

 

そして、今回、ギターの弾き語りまで披露してくれたのだ。中高時代はフォークソング部でギターを弾いていたとのこと。意外だが、正直、感無量だった。

 

コンサート終了後はサイン会もあり、私もブラジルに滞在していたので、ブラジルのことなど、いろいろとお話しができた。


本当に気さくでますますファンになってしまった。

とても素晴らしいときだった。


これから、ますます応援していきたいと改めて思ったのと同時に、自分自身に対して、何かやる気のようなものを与えてくれた。

 

この出会いに感謝してこれからの日々を送りたいと思う。

 

今日から新しいブログを開設します!

こんにちは!コウトクです。

本日から新しいブログを始めました!

タイトルは、「旅と劇場とスタジアム~アーティスティックライフに憧れて~」です。

私の好きなことをタイトルに盛り込みました!

日々の想いをつづっていきたいと思います。

よろしくお願いします!